【やる気は行動から生まれる】出張先でも即スタートする小さなコツ

豆知識

出張が多いと、移動や慣れない環境から疲れが溜まりやすく、モチベーションを維持するのが一苦労ですよね。

実は、「やる気」を司る脳の部位のひとつとして”側坐核(そくざかく)”が注目されています。

ここでは、心理学の理論と神経科学のエビデンスを掛け合わせ、側坐核を上手に活性化する方法をわかりやすく解説します。


1. 「やる気が出ない…」は、やらない理由にはならない

出張が多いと、慣れないホテルや長時間の移動で疲れを感じがちですよね。

しかし、「やる気がないから始められない」という悩みは、実は“行動を起こさない”言い訳になってしまっていることが多いんです。

本当は、やる気が先に湧いてくるのではなく、「とりあえず始めてみる」→「達成感や進捗を感じてモチベーションが上がる」という順番が自然。


2. 側坐核がヒントになる:行動がモチベーションを引き出す仕組み

脳には「側坐核(そくざかく)」という部位があり、ここが行動による達成感や報酬をキャッチして、さらにやる気を高めるうえで重要とされています。

ただし、大事なのは「報酬を得るために、まず行動を起こすこと」。

行動の結果、少しでも成功や進歩を実感すると、側坐核が反応して「もっとやろう!」とドーパミンが放出され、自然にやる気が続きやすくなるのです。


3. 出張先でも“行動が先”を実践する3つの方法

私が実践している方法をご紹介します。

とにかく、やり始めることでやる気が出ます。

私は紹介する方をルーティンにしています。

ルーティンにするということは”やる気を出す”ということに直結しますのでオススメですよ。

(1) 2分だけやる、すぐやる

  • ポイント: 「いきなり完璧な成果を狙う」よりも、「2分だけやってみる」というミニゴールを設定する。
  • 具体例:
    • 新幹線の座席に座ったらすぐパソコンを開く。
    • ホテルに着いたらすぐパソコンを開いて、新幹線でまとめたメモをファイルに貼り付ける
    • 資料作成を完全に終わらせるのではなく、まずはタイトルを入れるだけやってみる

(2) タスクを最小単位で区切る

  • ポイント: いくつかの小タスクをクリアするたびに「ちょっと進んだ」という手応えが得られ、やる気が続きやすくなる。
  • 具体例:
    • 会議資料作成を「構成整理 → 文字起こし → 図の挿入 → デザイン調整」の4ステップに分解
    • 1ステップ終わるごとに、自分で「OK!」と声に出すと達成感が強まりやすい

(3) “習慣”を固定化する仕組み

  • ポイント: 出張でも崩れにくいルーティンを持つと、行動し始めるまでが楽になる。
  • 具体例:
    • 朝起きてホテルのロビーでコーヒーを買い、飲み終わるまでにメールを5通だけチェックする
    • 夜寝る前に「今日やったこと」を3行だけ書き残す(行動を振り返ることで翌日もやりやすくなる)

4. 行動をサポートするおすすめツール

  • シンプルなToDo管理アプリ
    • 移動中でもサクッとタスクをチェック・追加できる。小さな目標を立てるのに最適。
  • タイムトラッキングアプリ
    • 作業開始のハードルを下げるために「何分作業したか」を可視化できるアプリ。
  • 折りたたみBluetoothキーボード
    • 出張中の新幹線や飛行機内でも、スマホがあればすぐメモを取れて、行動を起こすハードルを下げる。

5. まとめ:やる気は「やり始める」ことで育つ

  • やる気は先に湧いてくるものではなく、行動がやる気を呼び込む
  • 脳の側坐核も、小さな達成感(報酬)を感じるほど活性化する
  • 2分だけやる、スモールタスクに分解するなど、すぐ動ける工夫を出張中の生活にも取り入れる

忙しい出張先でこそ、「気合をためてから始める」のではなく、「まずちょっと手を動かす」のが正解。

行動してみると意外とすんなり入り込めて、気づけば仕事もサクサク進むようになります。

よかったら、ぜひ今すぐ2分間、目の前のタスクに手をつけてみませんか?

きっと、その2分が「やる気」を連れてきてくれるはずです。


※注意事項・免責

  • 本記事は一般的な心理学・神経科学研究をもとにした情報提供であり、医学的・専門的アドバイスの代替ではありません。
  • 効果や感じ方には個人差があります。無理なく自分に合ったペースで取り入れてください。
  • 商品やサービスに関する最新情報・価格は、各公式サイトをご確認ください。

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